体を冷やすと脂肪が燃える?最新科学が解明した意外過ぎる基礎代謝の高め方

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痩せるには汗をかくのが一番、という話ってよく耳にしますよね。例えばサウナや半身浴でたっぷり汗をかくことで、血行が良くなって新陳代謝が上がるみたいな。

しかし、最新の研究を見てみると、こういった方法はもはや時代遅れと言えるかも知れません。

驚くべきことに体を温めることとは全く逆、体を冷やすことに強力なダイエット効果が秘められていることが分かってきたのです。

しかもその効果のカギを握る主役は、私たちの大敵「体脂肪」なんだとか。

意外だらけのこのダイエット法、その効果の正体とメカニズムについてさっそくご紹介していきましょう。

体に秘められた驚きの痩せシステム

体脂肪と言われると、私たちはついつい体にとって良くないものと認識しがちですが、実はこれ正解ではありません。

なぜなら体脂肪には、私たちの体にとってすごく嬉しい働きが秘められているからです。

その効果のカギを握るのは、体脂肪を構成する細胞の一種”褐色脂肪細胞”と”ベージュ脂肪細胞”。驚くべきことにこの2つの体脂肪には、体を太らせるのではなく痩せさせる働きが備わっているんです。

「脂肪なのに痩せる」なんだか矛盾しているように聞こえますね。でもこの効果は、正真正銘本物です。

詳しいメカニズムを説明しましょう。

”褐色脂肪細胞”と”ベージュ脂肪細胞”は、実は私たちが生きていく上で非常に重要な役割を担っています。

体温の生成。この2つの脂肪細胞は、体に蓄積されたエネルギー源を燃焼させることで体を温める働きによって、生命の維持に貢献しているのです。

痩せるというダイエット効果は、要はこの”おまけ”ですね。

体温を上げるためにエネルギー塊である体脂肪を燃やしてくれるので、結果として私たちに都合の良い”脂肪燃焼”が起こってくれるワケです。

しかもこの脂肪燃焼は、ありがたいことに完全な自動型いわゆる基礎代謝に含まれます。運動とか何もなし、ただ寝ているだけでも勝手にエネルギーを消費してくれるため、痩せやすい体になることはもちろんのこと太りにくい体を作ることにも貢献してくれるわけですね。

褐色脂肪細胞は年々減っていくが…

まさにいいことずくめなこの2つの脂肪細胞ですが、ここで残念な情報もあります。

実は2つのうちの片方”褐色脂肪細胞”は、年をとるごとに減少して行ってしまうんです。

しかもその減少ペースはかなり急激。40代から50代くらいでは20代から30代の半分ほどに、さらに60代からはほとんどゼロに近いところにまでその数を減らしてしまうというんです。

細胞の数が減ってしまえば、当然ながらその効果も同じく下降線を辿ります。年を重ねるごとに基礎代謝は年々低下、太りやすく痩せにくい体へと向かって行ってしまうワケですね。

褐色脂肪細胞を利用したダイエットは、中年以降の世代の方にとっては難しいと言えそうです。

しかし、そんな中朗報もあります。

褐色脂肪細胞に並ぶもう一つの脂肪細胞細胞”ベージュ脂肪細胞”は、なんと増やすことが可能だというのです。しかも年齢関係なしに…。

体を冷やして脂肪を燃焼…?

”ベージュ脂肪細胞”はどうすれば増やすことが出来るのでしょうか。

筑波大学大学院遺伝子制御学研究室が行った研究によりますと、その方法としては冷感刺激が効果的ということが明らかになったそうです。参考:筑波大学 脂肪細胞の分化メカニズム

冷感刺激、つまり寒さを感じるということですね。

ベージュ脂肪細胞は体温を維持する役割を担っているため、寒さを感じてあげることでその働きを刺激、もっと熱を作らなきゃその活動を活性化させさらに細胞自体の増加まで狙えるんだそうです。

ではこの冷感刺激、一体どのような方法があるのでしょうか。

これにはまず、夏の暑さ対策に使われる冷感グッズなどを1日当たり1~3時間程度首元から鎖骨のあたりに当てるというものがあります。

ベージュ細胞は主に首元から鎖骨周辺に集中して存在しているため、ここを冷やして上げることで効率的に寒冷刺激を得ることが出来るんですよ。

ちなみにこの時使用する冷感グッズには、首元を集中して冷やせるネッククーラーやアイスベルトのほか、胸や背中近辺を冷やせるアイスベストなどが挙げられますね。

また冷感グッズ以外には、プールでのんびり泳ぐというのもあります。

プールは体から程よく体温奪い、体の熱を作る働きを刺激してくれるためですね。

また冷感刺激にはある程度まとまった時間が適しているため、激しく泳ぐよりものんびりと泳ぐ方がオススメ。上手く取り入れることが出来れば、運動によるカロリー消費と同時にベージュ脂肪細胞の増加の、一挙両得が狙えますよ。

冷やし過ぎにはご注意を

ベージュ脂肪細胞の増加に効果があることが分かった冷感刺激ですが、その実践には注意も必要です。

寒さを感じることと体を冷やしてしまうのは別物。やり過ぎた余り体調を崩してしまわないよう、常に体調に注意することを心掛けましょう。

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