もしも「楽して痩せる方法」を求めているなら、”青色のお茶碗”はその答えとなるかもしれません。
毎日の食事に欠かせない食器「お茶碗」は、色の選択次第で我慢ばかりの糖質ダイエットを助ける「特効薬」にもなりうるからです。
なぜお茶碗の色を変えるだけで痩せられるのでしょうか、青色は私たちにどんな効果を与えるのでしょうか。その理由は、驚くべきことに私たちの”脳”に秘められています。
謎に満ち溢れた「青色お茶碗ダイエット」、その詳細をそれでは早速ご紹介していきましょう。
青色お茶碗は糖質制限の強い味方?

なぜ、青色のお茶碗が糖質制限に役立つのか、その説明の前にまずは糖質制限のおさらいから始めていきましょう。
糖質制限は、その名の通り糖質という栄養素を摂取しないようにするダイエット法。お砂糖を使った甘いお菓子はもちろんのこと、ご飯やパンなどの炭水化物、ジャガイモなどの芋系の野菜を食べないようにするというものです。
つまり、食事制限ダイエットの一つというワケですね。
なぜこの方法で痩せるのか、その理由は糖質制限には「体を太りにくく、痩せやすくする」効果があるためです。
糖質はカロリーの塊であると同時に、脂肪をため込む働きを持つもの。そのため糖質を控えれば、脂肪は増えずむしろ消費する一方、まさに太らず痩せる効果を得られるというワケです。
かなりざっくりですが、糖質制限の説明は以上で終わり。次は本題に移っていきましょう。
なぜ、青色のお茶碗が糖質制限を助けるのか。その効果の秘密は、お茶碗の”青色”という部分に秘められています。
ただの”色”と侮るなかれ、実は色には私たちが想像する以上の驚くべき効果が備わっているのです。
果たしてその効果とは、それでは次はその正体”色彩心理”に迫っていきましょう。
色彩心理が私たちに与える効果

私たちの目に映る様々な色は、私たちに様々な印象・イメージを与えてくれます。例えば、赤は熱さを青は冷たさを象徴するように。
色が与えてくれるイメージは、印象だけでなく私たちの心にも影響を与えます。
緑を見ると癒されたり、真っ黒な空間には不安や恐怖を感じるといったようにですね。色から連想されるイメージが、私たちの心理に影響を与えるわけです。
この効果は、今回の本題「ダイエット」にも応用できます。
ターゲットとなるのは、人間の3大欲求のひとつ「食欲」です。
料理の美味しさには見た目も重要とされるように、料理の色合いは食欲にも影響を与えます。
例えば、こんがりと上がったきつね色のトンカツが美味しく見えるのに対して、生焼け感のある白っぽいトンカツではいまいち食欲がわきにくいように。
明らかに美味しいくない、食べると危なそうと連想される色合いの前では、私たちの食欲は自然と弱ってしまうのです。
食欲を抑える色は何色?

色で食欲をコントロールするのは、思った以上に簡単なことではありません。
”見た目だけ”はまずそうな料理を作るって、考えてみればかなりの高等技術ですからね。
カラッとしっかり揚がっているのに見た目だけは生っぽいトンカツなんて、そうそう作れません。
この解決策には、私たちの色彩心理のメカニズムが利用出来ます。
色彩心理は私たちが”目にした色”から連想されるもの、ならば食欲がわきにくい色をお料理の近くに用意すればいいというわけです。
例えば、お皿やお茶碗、カップなどにですね。食器の色合いがお料理と同化することで、食欲ダウンが狙えるわけです。
次に選ぶべき食器の色、こちらを考えてみましょう。美味しくなさそうな色とは、どんなものがあるでしょうか。
まず、赤系や緑系は論外となるでしょう。美味しいものを連想させますからね。黄色や茶色も同じくアウト。黒や白は、こちらはお皿の定番色。お料理の魅力をさらに高める効果を持っているのでNGです。珍しい色として、紫などはどうでしょう。こちらも微妙ですね。紫芋やブドウなど美味しいものが思い浮かびます。
改めてみると、どの色も食べ物を連想できるものばかりに感じますね。しかし、ひとつだけここに含まれない色があります。
それは身近にありながらも自然界で最も希少な色、食べ物を連想できない色、「青色」です。
食欲を台無しにする青色

目の前の食べ物が青色だったら、私たちはどう感じるでしょうか。例えば青色のご飯や青色のパン、青色のお肉や青色のお魚を見て美味しそうと思えるでしょうか。
まず、無理ですよね。それどころか「食べたらヤバそう」ってイメージがどんどん湧いてくるくらいです。
なぜ、青色は美味しく見えないのでしょうか。その理由には、青色の食べ物が自然界にはほとんどないことが挙げられます。
世界には無数の食べ物が存在しますが、着色料なしの天然ものの青色食品というのは本当にわずか。例えば、甘えびの卵くらいしかないのです。青色=食べ物という連想は、事実上不可能と言えるでしょう。
「青=食べ物ではない」、この認識こそが青色が持つ食欲抑制効果の正体です。
青い食べ物を見ても、脳が拒否反応を示すため、食欲に自動ブレーキがかかってしまうのです。
青色お茶碗でご飯を減らせ!

なぜ、青色のお茶碗が糖質制限に役立つのか?その答えはもう明らかですよね。
食欲抑制効果を持つ青色のお茶碗を使うことは、すなわち「食べるご飯の量を減らす」ことにつながるからです。
ご飯は、食事の中でも一番の糖質摂取源。この量をいかに減らせるかでダイエットの成功は決まります。
だからこそ、ご飯に対する食欲を抑えてくれる青色お茶碗は、糖質制限を助ける「特効薬」になりうると言えちゃうわけですね。
食欲抑制効果を高める4つの方法

ご飯は少なめに盛る

お茶碗に盛るご飯の量は、できるかぎり少なめにするのがオススメです。
器の中のご飯が少なければ、青が見える面積が増加。抑制効果をより出しやすく出来ますからね。
逆に、ご飯が多すぎるというのはNGです。せっかくの青色が見えなくなり、効果が弱まる恐れがでてしまいます。
色の効果とは別に、少なく盛ることにはもう一つダイエット効果が秘められています。
お腹いっぱいに食べるためには何回もおかわりに行かなきゃいけないめんどくささ、これがご飯の量を控える、食べることを諦めるいいきっかけになってくれるのです。
テレビを消す

色彩心理を利用するなら、視線を青色から奪われないように注意しなければなりません。
青色にいくら食欲を抑える効果があろうとも、目に入らなければその効果はないも同然なのですから。
食事の際のテレビなどは、当然もってのほか。目の前の料理から青色のお茶碗からも視線を奪ってしまう邪魔者は、早々に切ってしまうのがベストです。
よく噛んでゆっくり食べる

「食欲を抑える効果」の合わせ技として、「食事の満足感を高める効果」も利用できます。
食事中にかむ回数を増やす、つまりよく噛むことは、食欲をつかさどる満腹中枢を刺激し、少ない量の食事でも満腹感を感じやすくさせてくれるからです。
よく噛むことは、顔痩せや脳の活性化、便秘の解消などにも効果あり。噛めば噛むほど得ばかりですから、ぜひとも合わせて実践したいところですね。
ブルーの食器を揃える

青色が持つ色彩効果を最大限引き出すなら、食卓を”ブルー”でコーディネートしてしまいましょう。
ブルーのお茶碗にブルーのお皿、ブルーのグラスと、ブルーのランチョンマットの上に並ぶ食器すべてを「青色」で統一してしまうのです。
何を食べても、視界に映るのは青色ばかり。食欲抑制効果は、途切れることなく発揮されることでしょう。
青色の食器を探す
今回取り上げた「青色のお茶碗」は、どんなものがあるのでしょうか。
ここからは、この青色ダイエットに役立ちそうなお茶碗と、セットで組み合わせたい青色食器のご紹介をしていきましょう。
SARA-CERA-JAPAN 和食器 ご飯茶碗 ラピスラズリ瑠璃色

こちらのお茶碗は、高級感を感じさせる光沢が目を惹く一客。深い青色が和の美しさを醸し出していますね。
絵器彩陶 トルコブルー ご飯茶碗

次のお茶碗は、トルコブルーのポップな色合いが魅力的。和食だけでなく、洋風なお料理にも違和感なくマッチしそうです。
iittala (イッタラ) Teema (ティーマ) ボウル ブルー 15cm

お茶碗ではありませんが、こちらのミニボウルも気になる一客です。ネイビー調の深い色合いは、シンプルなデザインと相まってとってもおしゃれ。食卓カッコよく演出してくれそうですね。
iittala (イッタラ) Teema (ティーマ) プレート ブルー 21cm

こちらの平皿は、↑のミニボウルと同じシリーズ。和風のおかずも洋風のおかずにも合いそうな、おしゃれな雰囲気が魅力ですね。
iittala (イッタラ) Teema (ティーマ) ボウル ブルー 21cm

↑の二つと同じシリーズとなるこのボウルは、煮物やサラダの入れ物に最適。↑の2つと合わせれば、食卓をブルーの食器で統一できます。