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皆さんはメジャーリーグ・テキサスレンジャーズで活躍するダルビッシュ・有選手が公開ダイエットを始めたってご存知ですか。
実はダルビッシュ選手は、9月11日にSNSのひとつInstagramに専用チャンネルを開設し、自身の食事メニューの写真とともにダイエットを始めることを宣言したんです。
ダルビッシュ選手といえば、日本のプロ野球時代から野球や体作りについて真摯にかつストイックに向き合っていることでよく知られ、遠くアメリカの地に渡ってからは海外の選手に対抗するため、それまで以上に自身を追い込んで高めていく姿がメディアでもたびたび取り上げられていますよね。
そんなプロ意識の高いダルビッシュ選手が始めるダイエットですから、これは私たちにとっても参考になる部分は多いはず。
ということで今回は、そんなダルビッシュ選手が公開したダイエットの内容と、過去のツイートなどからストイックなアスリートとしても知られる、ダルビッシュ選手の食事への取り組みや考え方ついてご紹介していきます。
ダルビッシュに学ぶ!メジャーリーガー的食事論!
それではここからは、ダルビッシュ選手がInstagramに投稿した内容や、過去のツイートなどをもとにダルビッシュ選手の食事への考え方について、個人的な解説を交えながらご紹介していきます。
Instagramで公開!ダルビッシュ・ダイエットスタート!
ダイエットのスタート宣言と共に公開されたのが、こちらの朝食ですね。
メニューの内容は主食として玄米ご飯、おかずには鶏ささみ(又は鳥胸)のしゃぶしゃぶとパプリカとスプライト?(見た感じおそらくは)のサラダ、デザートにグレープフルーツという組み合わせ。
玄米ご飯は栄養価が高く血糖値が上がりにくい(GI値が低い)ため、ダイエット中の主食としては定番ですね。
しゃぶしゃぶはタンパク質を取りやすく、余分な脂肪をお湯で落とせるうえさっぱりと食べやすいことから、スポーツ選手の食事として人気の高いメニュー。
サラダのスプラウトはビタミンC・A・Eなどのビタミン類や鉄分などのミネラル類が豊富で、パプリカは同じく疲労の回復効果のあるビタミンCや、体の免疫力を高めるカロテンが豊富です。
デザートのグレープフルーツも、サラダと同じくビタミンCが豊富で肝臓の働きを助けたり、香りの成分には中性脂肪の量を少なくする働きもあります。
またフルーツの中でも糖度が低く(糖質が少ないため)、血糖値が上がりにくいので肥満の防止にも効果的。
ついでに、美肌などの美容効果もあります。もしかしたらダルビッシュ選手のかっこよさはグレープフルーツが支えているのかもしれませんね。
40分かけて朝食を食べ終えるダルビッシュ
朝食は40分かけて完食。
197cm100kgともいわれる巨体をもってしても、なかなか量があったようです。
とはいえ以前の記事でもご紹介しましたが、早食いは太る原因の一つなのでもしかしたらわざとゆっくり食べられたのかもしれませんね。
野菜は小分けにして毎日摂取!球場にも持ち込む模様
投稿のとおり、野菜は小分けに真空保存して持ち歩かれるようですね。
練習やトレーニングで、球場にいる際の昼食として食べられるのでしょうか。
メジャーリーグの先発投手は、チームと一緒にアメリカ全土を飛び回るので忙しく、少しでも時間を効率的にするためにこのように小分けにしているのだと思います。
ダルビッシュの目指す目標体重は…?
@pjpjhiro 体重はまだ言えないんですが、簡単に言えば筋肉は残しつつ体脂肪を削る感じです。今まで数ヶ月筋肉を増やす作業をしていたのでどうしても脂肪が乗るんですよね。ダイエットが終わればまた筋肉を増やしていきます^_^
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) September 11, 2015
残念ながら目標体重については、今のところは公表されないようです。
筋肉をつける際にはカロリーをたくさん取る必要があるので、今回のダイエットはその時についてしまった余分な脂肪を落とすのが目的のようですね。
ダルビッシュが提唱するダイエット中の正しい食事法
鶏胸肉をしっかり食べてGI値の低い炭水化物を摂るといいです!“@Alice71125: @faridyu 何食べたら良いのか分からなくて…
とりあえず大好きなサラダを主食にしてます。
でもあまり痩せません。ダルく
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) September 4, 2015
サラダは確かに低カロリーのためダイエット向きではありますが、そればかりだと栄養不足になりやすく、筋肉量が減ってしまう恐れがあります。
筋肉量の低下は基礎代謝の低下につながってしまうので、むしろダイエットには逆効果。
日常的な消費カロリーが減ってしまって、むしろ痩せにくく太りやすい体になってしまいます。
そこでダルビッシュ選手が進める鳥胸肉は、比較的安く手に入るわりに筋肉を作るのに必要な、タンパク質が非常に豊富。
また、体にとってガソリン的エネルギー源である炭水化物については、完全にカットしてしまうのではなく太る原因になる、血糖値の上昇がしにくい低GI値のものを進めていますね。
最後に
ここまでご覧いただいた通り、ダルビッシュ選手の食事への気の使い方・取り組み方というのは、やはり見習いたい部分がいくつもありますね。
ダイエットというのは、ただカロリーを抑えるだけでなくきちんとした栄養管理が重要であり、それを日常的に徹底していくことが大切なようです。
なお話は変わりますが、ダルビッシュ選手が所属するテキサス・レンジャーズは現在、アメリカン・リーグ西地区・第2位。
首位のヒューストン・アストロズとは1.5ゲーム差と十分地区優勝を狙える位置につけています。(余談ですがアストロズは、2013年シーズンにダルビッシュ選手が完全試合をしかけたチームとして有名)
ただ残念なことに、ダルビッシュ選手自身は今年3月に故障した肘(靭帯の部分断裂)の治療のためトミージョン手術を受けており、今シーズンの登板は不可能。
是非とも、ワールドシリーズのマウンドに立つダルビッシュ選手の姿を見てい見たかったものですが、それは来シーズン以降に期待したいと思います。
ということで最後に少し脱線しましたが、以上で今回の記事は終わりです。
とはいえダルビッシュ選手の食事への取り組みなどに関しては、まだまだ情報もあるので機会がありましたら、また記事にさせて頂けたらと思っています。